買い物とか
- 作者: 麻生羽呂
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/01/18
- メディア: コミック
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なかなか面白いです。前作のハイド&クローサーや旅行解禁から一転した、あたらしい作者の引き出しを見た感じ。
とはいえ、ハイクロ時代からこういうハードな絵や作風はちょくちょく垣間見えていたので、こっちがむしろ本領なのかも。
狂気の「げえむ」から如何にして生き残るのか、少年達のサバイバルサスペンス物。
一見すると駄目人間に見える主人公アリス(有栖良平)が、土壇場で見せる機転や根性が熱いです。
げえむの内容も一見無理難題な内容に、試行錯誤することで突破口を見つける展開は手に汗を握りページをめくる手も早くなります。
3巻にして、物語は一つの節目を迎えた形でしょうか。
いまだ何一つ明らかにならない、げえむの謎。
答えへのヒントを見つけたことで、次のエピソードからの展開が気になります。