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シンフォギアGX、4話まで放送されましたが凄まじい展開デェス……。
一応ネタバレにつき伏せ
毎回熱い戦闘をしっかり入れつつ、ドンドン戦力的にも精神的にも追い詰められつつある昨今。
ここまでどうしようもなく、かつて無いピンチに、敵方の強敵感がドンドン増しています。
そしてIGNITE。パワーアップイベントの布石にしては不穏そして不安。
F.I.Sメンバーは、GXになってはじめて自分たちが求めるものを探し始めました。
がむしゃらにいけるところまで行こうとしたGでは、願いもしない結果を招きそうになりました。
だからこそ、それぞれが自身の力のありようを考える墓前の誓いは感慨深い。
響の誰かと争いたくない、傷つけたくないという、根っこの強迫観念めいたものがここに来て強調。
過去のトラウマ、壊してしまったものに触れなくては、それを修復することは出来ない。
GXは壊れたものを修復するという意味で、ボロボロになってからはじめて始まるということでしょうか。
響はいつも胸の歌を信じて拳を握り締めてきましたが、迷いはいつもどこかにありました。
翼の涙を見て、自分がどう強くなるべきかを悩み。
調には偽善者と切って刻まれ、自分の力の意味に迷い。
そのつど胸の歌を信じて、答えを見つけて突き進んではきました。
そんな響が、その歌すら信じられなくなってしまった。
ある種の依存にも似たシンフォギアへのこだわりが、逆にその矛盾によって追い詰められてしまう。
だからこそ、マリアによってその拠り所を侵されることへの拒絶が、あの反応になったように見えます。
また、自分の人助けの力が、それを振るったマリアすら傷つけることへの恐怖もあったのかな、とも思います。
この強迫観念めいた信念に、どうやって響は向き合おうとするのか。
一方で、この歪みが響の響らしい魅力にも繋がるため、どうやって決着をつけるのか、非常に気になります。
未来の叫んだ「戦うことで救われた」という言葉が、響の胸の歌を取り戻しました。
最後のショックで色々ぶっとびましたが、これが折れて砕けた響の覚悟を、再び支える柱となるのか。
鎧った覚悟は叩いて砕かれ、胸の歌は再び歌うことはできるのか。
とはいえ、下がってからの上げ幅こそ金子節の真骨頂、そこを楽しみにしつつこの危機的状況に戦々恐々しておきます。
なお今の精神状況は、響の隻腕談義ン時くらいには落ち込んでます。
絶対勝ちフラグだろアレ……こんなの絶対おかしいよ。