月を穿つ

おい、シリアスクラッシャーが機能していないぞ。

おい……。

多数の再生怪獣ノイズにより、襲撃をうけるリディアン。久々にノイズ怖い。
エレベーターに乗り込もうとするシーンはもはやホラー。
3人娘や緒川さんが死なないかどうか、それが心配で仕方なかったです。

フィーネ、司令の正面衝突。遂に最強の人間兵器が動く……!!
まさか、いや当然か、と謎の納得をさせられるような、完全聖遺物すらも圧倒する司令の強さ。

男の鍛錬は飯食って映画見て寝るッ! それで十分よッ!
それで良いのか。いや、司令が言うなら間違いない。アクション映画も嗜もう男子諸君。

しかし、卑劣なフィーネの罠により、倒れ臥す司令。なんという卑劣なッ!
なんか司令の死亡フラグがガンガン立っていきます。このまま重症を押して飛び出したらやばそう。

遂に、カ・ディンギルが天を衝く。
その正体は、荷電粒子砲カ・ディンギル。言いにくいです。荷電ギル。
月を穿つ、文字通りバラルの呪詛たる月を撃ち貫くことを意味していました。
今までで一番サブタイトル分かり易かったです。

フィーネが語る因縁を安さ爆発ッ!と切り捨てるクリス。
ただ邪魔なものを破壊するだけで全てを解決しようとする、その薄っぺらさを安いと評したのかと思ったけれど、色々考察サイトを見るのが楽しいです。

戦闘シーンは久々の対人で凄く動きがあり見所がありました。新技「cut in cut out」や逆羅刹vs鞭とか。
煙幕から飛び出して両側から仕掛けるシーンなども、初のまともな連携描写で目が離せないですね。

クリスの絶唱は、本編で最も効率的な絶唱ということになるのかな。
アームドギアを変形させ、反射蓄積したエネルギーを一転集中で撃ち放つ。
月をも穿つ砲撃を受け止め、その一撃をなんとかそらすことには成功したものの、クリス自身は…。

最後の響の咆哮は、慟哭の叫びなのか、暴走の予兆なのか。次回が待ち遠しいです。
放送日からずっと、響の最後の叫びが耳に残って仕方ないです。次回はよ!