死ぬのだけはごめんなんだよ……!

プレイする時間が取れなくてもんもんする。オーダーやりたい! 傭兵やりたい!
あとスマートフォンが欲しいなあ。ACアプリ的な意味で。

以下ACVのネタバレ含みにつき、折りたたみ

主人公は旧シリーズのプロジェクトファンタズマみたいな感じの立ち位置かな。
レジスタンス、ひいてはフランに雇われた傭兵は、スミカと共闘したレイヴンを髣髴とさせる。
当初シティ側、企業側にいた彼が、1年後にはレジスタンスとして戦った訳を、傭兵だからという以外に妄想すると面白いですね。
おそらく報酬ではかなり少ないはずですし、圧倒的劣勢は間違いない。
そこでレジを選んだのは、チャプター00以前と以後のシティのありようの変化がポイントでは、とか。
反抗作戦を機にシティ、代表のやり方は変化し、おそらくシティ住民にとっても不都合な変化だったはず。
そこに反発した人や弾かれた人たちがレジ側に移ったとかは十分ありえる話だし、事実再度微弱でも勢力は取り戻しているわけだし。
そういう点で、主人公は旧来の作品よりも主義や思想に準ずる部分が感じられそう。

まあ、実は案外企業より報酬が良かったとか、主任とかとソリが合わないとかそういう理由も考えられますけれど。

RDは面白かった。まさかあの機体を使って出てくるとは。
おそらく大型兵器の一戦から、心境が変化していた感じだったし、爆発のシーンも謀の気配がプンプン匂ってはいたものの。
あそこであの機体、例によってPVに騙されました。
彼は前半のヘタレな言動から、後半の狂気じみた振る舞いと言動、死に際の怯えた口調と色んな面を見せてくれたけれど、個人的に好きなキャラ。
ロザリィの変化や、絶望的な状況に挑むことを躊躇しない連中に対し、絶望したかのような台詞が印象的でした。
ある意味、誰よりも命を大事にし、この穢れた世界を現実的に見ていた人間だったのでは。

オチについては、やはり管理者ENDなんだろうなあ。
実験というのも初代シリーズ、3やSLあたりを思い起こさせる。
汚染環境を行きぬくための方法、可能性の模索の為の実験、ということなんでしょう。
シティを破壊することは、代表という人間の管理者の失墜を含めた実験構想だったのかな。
そこから企業による統治に至るとかだと、主人公の排除もプログラムの一端として理解できるかも。
その過程でイレギュラーたる主人公を見て、主任の台詞に繋がると。
実験というだけあり、過程に生まれた別の可能性に対して柔軟な思考もある感じ。
ハスラーワンやラナ・ニールセンと違って、ありようとしては複数の人格による問答により結論を精査する(多分)AIなのかな。
おそらくアレで破壊されたとは思えないので、同じものを母体とした別の存在が出てくるんだろうなあ。
続編になるならば、LRやfAのような完全に繋がったストーリーも期待したいところ。